雅歌(1章~8章)A22



第1


雅 1:1

 ソロモンの雅歌

雅 1:2

 どうか、あなたの口の口づけをもって、わたしに口づけしてください。あなたの愛はぶどう酒にまさり、

雅 1:3

 あなたのにおい油はかんばしく、あなたの名は注がれたにおい油のようです。それゆえ、おとめたちはあなたを愛するのです。

雅 1:4

 あなたのあとについて、行かせてください。わたしたちは急いでまいりましょう。王はわたしをそのへやに連れて行かれた。わたしたちは、あなたによって喜び楽しみ、ぶどう酒にまさって、あなたの愛をほめたたえます。おとめたちは真心をもってあなたを愛します。

雅 1:5

 エルサレムの娘たちよ、わたしは黒いけれども美しい。ケダルの天幕のように、ソロモンのとばりのように。

雅 1:6

 わたしが日に焼けているがために、日がわたしを焼いたがために、わたしを見つめてはならない。わが母の子らは怒って、わたしにぶどう園を守らせた。しかし、わたしは自分のぶどう園を守らなかった。

雅 1:7

 わが魂の愛する者よ、あなたはどこで、あなたの群れを養い、昼の時にどこで、それを休ませるのか、わたしに告げてください。どうして、わたしはさまよう者のように、あなたの仲間の群れのかたわらに、いなければならないのですか。

雅 1:8

 女のうちの最も美しい者よ、あなたが知らないなら、群れの足跡に従っていって、羊飼たちの天幕のかたわらで、あなたの子やぎを飼いなさい。

雅 1:9

 わが愛する者よ、わたしはあなたをパロの車の雌馬になぞらえる。

雅 1:10

 あなたのほおは美しく飾られ、あなたの首は宝石をつらねた首飾で美しい。

雅 1:11

 われわれは銀を散らした金の飾り物を、あなたのために造ろう。

雅 1:12

 王がその席に着かれたとき、わたしのナルドはそのかおりを放った。

雅 1:13

 わが愛する者は、わたしにとっては、わたしの乳ぶさの間にある没薬の袋のようです。

雅 1:14

 わが愛する者は、わたしにとっては、エンゲデのぶどう園にあるヘンナ樹の花ぶさのようです。

雅 1:15

 わが愛する者よ、見よ、あなたは美しい、見よ、あなたは美しい、あなたの目ははとのようだ。

雅 1:16

 わが愛する者よ、見よ、あなたは美しく、まことにりっぱです。わたしたちの床は緑、

雅 1:17

 わたしたちの家の梁は香柏、そのたるきはいとすぎです。


第2


雅 2:1

 わたしはシャロンのばら、谷のゆりです。

雅 2:2

 おとめたちのうちにわが愛する者のあるのは、いばらの中にゆりの花があるようだ。

雅 2:3

 わが愛する者の若人たちの中にあるのは、林の木の中にりんごの木があるようです。わたしは大きな喜びをもって、彼の陰にすわった。彼の与える実はわたしの口に甘かった。

雅 2:4

 彼はわたしを酒宴の家に連れて行った。わたしの上にひるがえる彼の旗は愛であった。

雅 2:5

 干ぶどうをもって、わたしに力をつけ、りんごをもって、わたしに元気をつけてください。わたしは愛のために病みわずらっているのです。

雅 2:6

 どうか、彼の左の手がわたしの頭の下にあり、右の手がわたしを抱いてくれるように。

雅 2:7

 エルサレムの娘たちよ、わたしは、かもしかと野の雌じかをさして、あなたがたに誓い、お願いする、愛のおのずから起るときまでは、ことさらに呼び起すことも、さますこともしないように。

雅 2:8

 わが愛する者の声が聞える。見よ、彼は山をとび、丘をおどり越えて来る。

雅 2:9

 わが愛する者はかもしかのごとく、若い雄じかのようです。見よ、彼はわたしたちの壁のうしろに立ち、窓からのぞき、格子からうかがっている。

雅 2:10

 わが愛する者はわたしに語って言う、「わが愛する者よ、わが麗しき者よ、立って、出てきなさい。

雅 2:11

 見よ、冬は過ぎ、雨もやんで、すでに去り、

雅 2:12

 もろもろの花は地にあらわれ、鳥のさえずる時がきた。山ばとの声がわれわれの地に聞える。

雅 2:13

 いちじくの木はその実を結び、ぶどうの木は花咲いて、かんばしいにおいを放つ。わが愛する者よ、わが麗しき者よ、立って、出てきなさい。

雅 2:14

 岩の裂け目、がけの隠れ場におるわがはとよ、あなたの顔を見せなさい。あなたの声を聞かせなさい。あなたの声は愛らしく、あなたの顔は美しい。

雅 2:15

 われわれのためにきつねを捕えよ、ぶどう園を荒す小ぎつねを捕えよ、われわれのぶどう園は花盛りだから」と。

雅 2:16

 わが愛する者はわたしのもの、わたしは彼のもの。彼はゆりの花の中で、その群れを養っている。

雅 2:17

 わが愛する者よ、日の涼しくなるまで、影の消えるまで、身をかえして出ていって、険しい山々の上で、かもしかのように、若い雄じかのようになってください。


第3


雅 3:1

 わたしは夜、床の上で、わが魂の愛する者をたずねた。わたしは彼をたずねたが、見つからなかった。わたしは彼を呼んだが、答がなかった。

雅 3:2

 「わたしは今起きて、町をまわり歩き、街路や広場で、わが魂の愛する者をたずねよう」と、彼をたずねたが、見つからなかった。

雅 3:3

 町をまわり歩く夜回りたちに出会ったので、「あなたがたは、わが魂の愛する者を見ましたか」と尋ねた。

雅 3:4

 わたしが彼らと別れて行くとすぐ、わが魂の愛する者に出会った。わたしは彼を引き留めて行かせず、ついにわが母の家につれて行き、わたしを産んだ者のへやにはいった。

雅 3:5

 エルサレムの娘たちよ、わたしは、かもしかと野の雌じかをさして、あなたがたに誓い、お願いする、愛のおのずから起るときまでは、ことさらに呼び起すことも、さますこともしないように。

雅 3:6

 没薬、乳香など、商人のもろもろの香料をもって、かおりを放ち、煙の柱のように、荒野から上って来るものは何か。

雅 3:7

 見よ、あれはソロモンの乗物で、六十人の勇士がそのまわりにいる。イスラエルの勇士で、

雅 3:8

 皆、つるぎをとり、戦いをよくし、おのおの腰に剣を帯びて、夜の危険に備えている。

雅 3:9

 ソロモン王はレバノンの木をもって、自分のために輿をつくった。

雅 3:10

 その柱は銀、そのうしろは金、その座は紫の布でつくった。その内部にはエルサレムの娘たちが、愛情をこめてつくった物を張りつけた。

雅 3:11

 シオンの娘たちよ、出てきてソロモン王を見よ。彼は婚姻の日、心の喜びの日に、その母の彼にかぶらせた冠をいただいている。


第4


雅 4:1

 わが愛する者よ、見よ、あなたは美しい、見よ、あなたは美しい。あなたの目は、顔おおいのうしろにあって、はとのようだ。あなたの髪はギレアデの山を下る/やぎの群れのようだ。

雅 4:2

 あなたの歯は洗い場から上ってきた/毛を切られた雌羊の群れのようだ。みな二子を産んで、一匹も子のないものはない。

雅 4:3

 あなたのくちびるは紅の糸のようで、その口は愛らしい。あなたのほおは顔おおいのうしろにあって、ざくろの片われのようだ。

雅 4:4

 あなたの首は武器倉のために建てた/ダビデのやぐらのようだ。その上には一千の盾を掛けつらね、みな勇士の大盾である。

雅 4:5

 あなたの両乳ぶさは、かもしかの二子である二匹の子じかが、ゆりの花の中に草を食べているようだ。

雅 4:6

 日の涼しくなるまで、影の消えるまで、わたしは没薬の山および乳香の丘へ急ぎ行こう。

雅 4:7

 わが愛する者よ、あなたはことごとく美しく、少しのきずもない。

雅 4:8

 わが花嫁よ、レバノンからわたしと一緒にきなさい、レバノンからわたしと一緒にきなさい。アマナの頂を去り、セニルおよびヘルモンの頂を去り、ししの穴、ひょうの山を去りなさい。

雅 4:9

 わが妹、わが花嫁よ、あなたはわたしの心を奪った。あなたはただひと目で、あなたの首飾のひと玉で、わたしの心を奪った。

雅 4:10

 わが妹、わが花嫁よ、あなたの愛は、なんと麗しいことであろう。あなたの愛はぶどう酒よりも、あなたの香油のかおりはすべての香料よりも、いかにすぐれていることであろう。

雅 4:11

 わが花嫁よ、あなたのくちびるは甘露をしたたらせ、あなたの舌の下には、蜜と乳とがある。あなたの衣のかおりはレバノンのかおりのようだ。

雅 4:12

 わが妹、わが花嫁は閉じた園、閉じた園、封じた泉のようだ。

雅 4:13

 あなたの産み出す物は、もろもろの良き実をもつざくろの園、ヘンナおよびナルド、

雅 4:14

 ナルド、さふらん、しょうぶ、肉桂、さまざまの乳香の木、没薬、ろかい、およびすべての尊い香料である。

雅 4:15

 あなたは園の泉、生ける水の井、またレバノンから流れ出る川である。

雅 4:16

 北風よ、起れ、南風よ、きたれ。わが園を吹いて、そのかおりを広く散らせ。わが愛する者がその園にはいってきて、その良い実を食べるように。


第5


雅 5:1

 わが妹、わが花嫁よ、わたしはわが園にはいって、わが没薬と香料とを集め、わが蜜蜂の巣と、蜜とを食べ、わがぶどう酒と乳とを飲む。友らよ、食らえ、飲め、愛する人々よ、大いに飲め。

雅 5:2

 わたしは眠っていたが、心はさめていた。聞きなさい、わが愛する者が戸をたたいている。「わが妹、わが愛する者、わがはと、わが全き者よ、あけてください。わたしの頭は露でぬれ、わたしの髪の毛は夜露でぬれている」と言う。

雅 5:3

 わたしはすでに着物を脱いだ、どうしてまた着られようか。すでに足を洗った、どうしてまた、よごせようか。

雅 5:4

 わが愛する者が掛けがねに手をかけたので、わが心は内におどった。

雅 5:5

 わたしが起きて、わが愛する者のためにあけようとしたとき、わたしの手から没薬がしたたり、わたしの指から没薬の液が流れて、貫の木の取手の上に落ちた。

雅 5:6

 わたしはわが愛する者のために開いたが、わが愛する者はすでに帰り去った。彼が帰り去ったとき、わが心は力を失った。わたしは尋ねたけれども見つからず、呼んだけれども答がなかった。

雅 5:7

 町をまわり歩く夜回りらは/わたしを見ると、撃って傷つけ、城壁を守る者らは、わたしの上着をはぎ取った。

雅 5:8

 エルサレムの娘たちよ、わたしはあなたがたに誓って、お願いする。もしわが愛する者を見たなら、わたしが愛のために病みわずらっていると、彼に告げてください。

雅 5:9

 女のうちの最も美しい者よ、あなたの愛する者は、ほかの人の愛する者に、なんのまさるところがあるか。あなたの愛する者は、ほかの人の愛する者に、なんのまさるところがあって、そのように、わたしたちに誓い、願うのか。

雅 5:10

 わが愛する者は白く輝き、かつ赤く、万人にぬきんで、

雅 5:11

 その頭は純金のように、その髪の毛はうねっていて、からすのように黒い。

雅 5:12

 その目は泉のほとりのはとのように、乳で洗われて、良く落ち着いている。

雅 5:13

 そのほおは、かんばしい花の床のように、かおりを放ち、そのくちびるは、ゆりの花のようで、没薬の液をしたたらす。

雅 5:14

 その手は宝石をはめた金の円筒のごとく、そのからだはサファイヤをもっておおった/象牙の細工のごとく、

雅 5:15

 その足のすねは金の台の上にすえた/大理石の柱のごとく、その姿はレバノンのごとく、香柏のようで、美しい。

雅 5:16

 その言葉は、はなはだ美しく、彼はことごとく麗しい。エルサレムの娘たちよ、これがわが愛する者、これがわが友なのです。


第6


雅 6:1

 女のうちの最も美しい者よ、あなたの愛する者はどこへ行ったか。あなたの愛する者はどこへおもむいたか。わたしたちはあなたと一緒にたずねよう。

雅 6:2

 わが愛する者は園の中で、群れを飼い、またゆりの花を取るために自分の園に下り、かんばしい花の床へ行きました。

雅 6:3

 わたしはわが愛する人のもの、わが愛する者はわたしのものです。彼はゆりの花の中で、その群れを飼っています。

雅 6:4

 わが愛する者よ、あなたは美しいことテルザのごとく、麗しいことエルサレムのごとく、恐るべきこと旗を立てた軍勢のようだ。

雅 6:5

 あなたの目はわたしを恐れさせるゆえ、わたしからそむけてください。あなたの髪はギレアデの山を下る/やぎの群れのようだ。

雅 6:6

 あなたの歯は洗い場から上ってきた/雌羊の群れのようだ。みな二子を産んで、一匹も子のないものはない。

雅 6:7

 あなたのほおは顔おおいのうしろにあって、ざくろの片われのようだ。

雅 6:8

 王妃は六十人、そばめは八十人、また数しれぬおとめがいる。

雅 6:9

 わがはと、わが全き者はただひとり、彼女は母のひとり子、彼女を産んだ者の最愛の者だ。おとめたちは彼女を見て、さいわいな者ととなえ、王妃たち、そばめたちもまた、彼女を見て、ほめた。

雅 6:10

 「このしののめのように見え、月のように美しく、太陽のように輝き、恐るべき事、旗を立てた軍勢のような者はだれか」。

雅 6:11

 わたしは谷の花を見、ぶどうが芽ざしたか、ざくろの花が咲いたかを見ようと、くるみの園へ下っていった。

雅 6:12

 わたしの知らないうちに、わたしの思いは、わたしを車の中のわが君のかたわらにおらせた。

雅 6:13

 帰れ、帰れ、シュラムの女よ、帰れ、帰れ、わたしたちはあなたを見たいものだ。あなたがたはどうしてマハナイムの踊りを見るように/シュラムの女を見たいのか。


第7


雅 7:1

 女王のような娘よ、あなたの足は、くつの中にあって、なんと麗しいことであろう。あなたのももは、まろやかで、玉のごとく、名人の手のわざのようだ。

雅 7:2

 あなたのほぞは、混ぜたぶどう酒を欠くことのない丸い杯のごとく、あなたの腹は、ゆりの花で囲まれた山盛りの麦のようだ。

雅 7:3

 あなたの両乳ぶさは、かもしかの二子である二匹の子じかのようだ。

雅 7:4

 あなたの首は象牙のやぐらのごとく、あなたの目は、バテラビムの門のほとりにある/ヘシボンの池のごとく、あなたの鼻は、ダマスコを見おろす/レバノンのやぐらのようだ。

雅 7:5

 あなたの頭は、カルメルのようにあなたを飾り、髪の毛は紫色のようで、王はそのたれ髪に捕われた。

雅 7:6

 愛する者よ、快活なおとめよ、あなたはなんと美しく愛すべき者であろう。

雅 7:7

 あなたはなつめやしの木のように威厳があり、あなたの乳ぶさはそのふさのようだ。

雅 7:8

 わたしは言う、「このなつめやしの木にのぼり、その枝に取りつこう。どうか、あなたの乳ぶさが、ぶどうのふさのごとく、あなたの息のにおいがりんごのごとく、

雅 7:9

 あなたの口づけが、なめらかに流れ下る良きぶどう酒のごとく、くちびると歯の上をすべるように」と。

雅 7:10

 わたしはわが愛する人のもの、彼はわたしを恋い慕う。

雅 7:11

 わが愛する者よ、さあ、わたしたちはいなかへ出ていって、村里に宿りましょう。

雅 7:12

 わたしたちは早く起き、ぶどう園へ行って、ぶどうの木が芽ざしたか、ぶどうの花が咲いたか、ざくろが花咲いたかを見ましょう。その所で、わたしはわが愛をあなたに与えます。

雅 7:13

 恋なすは、かおりを放ち、もろもろの良きくだものは、新しいのも古いのも/共にわたしたちの戸の上にある。わが愛する者よ、わたしはこれをあなたのためにたくわえました。


第8


雅 8:1

 どうか、あなたは、わが母の乳ぶさを吸った/わが兄弟のようになってください。わたしがそとであなたに会うとき、あなたに口づけしても、だれもわたしをいやしめないでしょう。

雅 8:2

 わたしはあなたを導いて、わが母の家に行き、わたしを産んだ者のへやにはいり、香料のはいったぶどう酒、ざくろの液を、あなたに飲ませましょう。

雅 8:3

 どうか、彼の左の手がわたしの頭の下にあり、右の手がわたしを抱いてくれるように。

雅 8:4

 エルサレムの娘たちよ、わたしはあなたがたに誓い、お願いする、愛のおのずから起るときまでは、ことさらに呼び起すことも、さますこともしないように。

雅 8:5

 自分の愛する者によりかかって、荒野から上って来る者はだれですか。りんごの木の下で、わたしはあなたを呼びさました。あなたの母上は、かしこで、あなたのために産みの苦しみをなし、あなたの産んだ者が、かしこで産みの苦しみをした。

雅 8:6

 わたしをあなたの心に置いて印のようにし、あなたの腕に置いて印のようにしてください。愛は死のように強く、ねたみは墓のように残酷だからです。そのきらめきは火のきらめき、最もはげしい炎です。

雅 8:7

 愛は大水も消すことができない、洪水もおぼれさせることができない。もし人がその家の財産をことごとく与えて、愛に換えようとするならば、いたくいやしめられるでしょう。

雅 8:8

 わたしたちに小さい妹がある、まだ乳ぶさがない。わたしたちの妹に縁談のある日には、彼女のために何をしてやろうか。

雅 8:9

 彼女が城壁であるなら、その上に銀の塔を建てよう。彼女が戸であるなら、香柏の板でそれを囲もう。

雅 8:10

 わたしは城壁、わたしの乳ぶさは、やぐらのようでありました。それでわたしは彼の目には、平和をもたらす者のようでありました。

雅 8:11

 ソロモンはバアルハモンにぶどう園をもっていた。彼はぶどう園を、守る者どもにあずけて、おのおのその実のために銀一千を納めさせた。

雅 8:12

 わたしのものであるぶどう園は、わたしの前にある。ソロモンよ、あなたは一千を獲るでしょう、その実を守る者どもは二百を獲るでしょう。

雅 8:13

 園の中に住む者よ、わたしの友だちはあなたの声に耳を傾けます、どうぞ、それをわたしに聞かせてください。

雅 8:14

 わが愛する者よ、急いでください。かんばしい山々の上で、かもしかのように、また若い雄じかのようになってください。